ベルジュバンスをする前に知ってもらいたいこと
ベル・ジュパンスを学ぶにあたって
人間の肌の出入帳原理
人間の皮膚組織
頭と顔は陸つづき
髪は生きている
人間とpHの関係
ある生物学者は、宇宙は極超微小の電気の粒で充満されており、最近は、その粒は丸くて直径までわかってきたと書いていました。
また、人間も宇宙の電気粒子よりも、もっと極超微小の粒の凝集物に過ぎない、とも述べています。
この説に対して全く感銘する理由の実例として挙げたことに、血液があります。
つまり、水にも電気的性質があるし、人体の65%は水であるし、血液もその部類に入るでしょう。
電気的性質とはH(水素イオン・酸性、OH (水酸イオン・アルカリ性)というイオン電気のことです。
pH(ペーハー)の理論
pH(ペーハー)について
pHとは水素イオン濃度指数の事を言い、酸性、アルカリ性を測定するものさしです。
水はH2Oという化学記号で表わされ世界共通です。そして、水には電気的 な性質があります。又、pHは水に溶けて初めて測定できるもので、水溶液 にするためには水が媒体となるのが基本です。これを化学式で表すと、
酸性を示すH+(水素イオン)濃度とアルカリ性を示すOH-(水酸イオン)濃度の割合でpHが決まり、0.0~14.0までの指数であらわされ、両方が同じ濃度指数のときを化学的に中性(pH7.0)と呼び、H+指数 = OH 指数ということで、 酸性でもアルカリ性でもなくなります。
中性とは、言い換えれば、電気的性質が全く等しい点とも言えるわけです。
ベル・ジュバンスの酸化還元の原理
皮膚、毛髪のpH値
1.等電点pHiについて
key point
皮膚、毛髪に対する等電点は年齢、食生活、生活環境等による違いがあります。各個人の正確な皮膚pH値を調べる方法は現在の所皮膚を1cm位切り取らなければ不可能なため、文献に頼る他ありませんが、長い経験やデータ(カルテ等)によってその等電点を見分けてゆく事が大切なキーポイントです。
2.タンパク質に対する酸性、アルカリ性の作用
皮膚に有害な細菌に対する保護者用
一般に皮膚に有害な細菌は、アルカリ性に強く酸性に弱い性質があります。
ゆえに脂肪膜が酸性であると言う事は殺菌作用を持つという重要な意味があるのです。
酸性溶液pH5.0
酸性溶液の中で細菌は死ぬ
アルカリ性溶液pH9.0
アルカリ性溶液の中で細菌は生きている
3.皮膚、毛髪の適正酸度について
特電点(pHi)をpH5.0と仮定すると下の図の様に表れます。
4.皮膚、毛髪は両性電解質
両性電解質について
key point
等電点(pHi)がpH5.2の場合の適正酸度の範囲
※等電点(pHi)と同じpHのものは適正酸度に含まれないことに注意
5.山崎球体理論について(膨潤と収れん)
顔と頭は陸つづき
6.血液とpHについて
7.pHでみた排泄作用について
という事は皮膚表面より酸性側のものをつけることがで初めて活発な新陳代謝を促すことができるといえるでしょう。